NY
ニューヨーク 2009.6.15
ニューヨークに行ってきた。雨雲が立ち込め、今の街の元気のなさを象徴しているような感覚があったが、ひさびさに訪れたその場所は、あいかわらず多様な人々でごったがえし、独特の熱気に包まれていた。やっぱり、こうじゃなくちゃね。
経済システムの脆弱さや、政治と人間性の乖離や矛盾は、人間そのものと社会の未熟さ、そして、なにしろ本当はテレパシーとか使えちゃうとまったく違うんだろうけど、コミュニケーションの難しさからどうしても起きてしまうことだと思う。「先にやらねば誰かが・・・」という弱い気持ちも、少し距離を置いて自分を見つめれば、それとわかるものなのだけれど。
それでも、生物としての『人間』はたくましく生き抜こうとするんだろうな。その過程で、争いは起きる。だけどそれと同じくらい友愛や信頼、人の役に立ちたいという気持ちが自然とわきあがってくるものだと思う。マイナスのエネルギーには、プラスのエネルギーが対になって存在するのだ。
バスの中で、赤ん坊を抱いた母親に席をゆずった。その後、手すりにつかまり窓の外を流れる景色をぼーっと見ながら、気持ちの良い感覚に包まれた。『これって自分のちょっとした善行に自己陶酔・・・?』なんて心の中で苦笑しつつ軽い嫌悪感を抱き、それでも、なんだか生きてるのが楽しいと思えるようなプラスのエネルギーが内に充満してくるのが嬉しかった。

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